食事【歯を失うと食事が取れなくなっていきます。】

歯の本数が、20本を切ると「なんでも食べることができる」割合が低くなります。
またそのように上手く食事が取れていないと、栄養に偏りが生じ、糖尿病など生活習慣病に罹患しやすくなります。さらには高齢の方の場合には栄養失調や骨粗鬆症にもつながる恐れがあります。
“食べられない”ことは全身の健康に直結します。

運動機能や脳機能にも影響

それだけではありません。
歯を失うと、運動機能や脳機能にも影響が生じることも分かっています。
歯の本数が20本以下となり上手く咬めていない状況では、転倒のリスクが2.5倍になるといわれています。
また歯の本数が20本以下では認知症になるリスクも高くなります。
これだけ知ると“歯はすごく大事”と感じることでしょう。
だからこそ歯を守らなければいけません。
それが “予防” です。
定期検診(メンテナンス)にて、予防歯科を実践しましょう。

定期検診(メンテナンス)

グラフで分かるように、実際に定期検診することで「歯」を守ることができます。
定期検診の効果は以下の通りです。

1. 虫歯や歯周病の発症、再発を防ぐことができる。疾病を未然に防ぐことが大事です。また治療を受けた場合には、その後のケアを大事にしましょう。
2. 早期発見、早期治療が可能もし治療が必要になっても、早期の対応が可能です。進行を早期に食い止めることができ、治療も最小限で済みます。
3. 歯、お口に対する健康意識を高める歯科医院は足が遠のいてしまいがちです。定期的に受診し、歯を大事にしようとご自身が感じること、それが大事です。

実際に定期検診で行うこと

1. プロフェッショナルケア専用の器具を使い、歯のクリーニングを行います。
   普段の歯磨きでは取りきれない汚れをきれいにします。
   また、フッ素を歯の表面に塗り歯を強く丈夫にします。
2. ホームケア毎日のブラッシングが最も大事です。
   定期的に受診して頂いていても、その間一切ホームケアが行われなかったとしたら、問題が生じてしまいます。
   個人個人に合わせたホームケアの仕方を提供します。